
学校長あいさつ

本校は、豊野茨塾として設立され、本年度で創立72周年を迎えます。
その間、豊野茨学校、豊野家政女学校、豊野高等家政女学校、豊野女子高等専修学校、豊野女子専門学校、そして、男女共学の豊野高等専修学校と変遷してまいりました。
校名や教育課程は変わりってきましたが、本校は、この72年の間、「四方にそびゆる高嶺をばつねに理想と仰ぎつつ」と校歌にありますように、常に「理想」をもって歩んできた学校です。
その理想とは、「一校一家」という初代校長の掲げた本校教職員の目標に象徴されています。〈まず、教師たち自身が互いの良さを認め合って仲良くなり、自分に自信を持ちなさい。それがなければ、生徒たちに自信を持たせ、成長させる指導なんかできませんよ〉という意味の込められたこの「一校一家」という言葉こそ、創設以来受け継がれてきた本校の「理想」です。
だから、本校は、募集人員を絞って少人数の学級編制を実現して一人一人の生徒をしっかり観ることができる環境を整えています。また、専修学校の特色を最大限生かし、座学ばかりでなく体を使って学ぶ〈生活服飾コース〉、〈生活情報コース〉、〈生活美術コース〉、そして、3年時の1年間だけ、介護の初任者研修の資格が獲得できる〈介護コース〉などの「専門コース」を教育課程の中に位置づけています。
さらに、さくら国際高等学校と技能提携して通信教育を受けられるコースも設けるなど、生徒が自分のペースで前進できる仕組みをつくっています。
また、他の高校や本校の卒業生を受け入れる2年間の〈生活服飾(きもの)〉と〈生活情報〉の「専門課程」を設けてあります。
加えて、昨年度より文部科学省の指定を受けて、3年間の委託事業である「専修学校による地域産業中核的人材養成事業」を実施しております。
わたしは、校長として、こうした教育課程や事業を推進する中で、本校の教職員が一つの家族のように団結して温かい環境をつくり、生徒一人一人が自分に自信をもち、自分が好きになれるような学校づくりを進めてまいります。
令和元年4月1日
豊野高等専修学校長 市川 文夫
学校沿革
昭和22年 1947年 | 豊野いばら塾創立 |
昭和29年 | 豊野家政女学校と改称 |
昭和38年 | 豊野高等家政女学校と改称 |
昭和51年 | 長野県知事より家政科高等課程の認可を受ける。 豊野女子専門学校と改め、従来の高等課程とともに後期中等教育の 上に高等教育の段階に移行。 |
昭和60年 | 文部科学大臣より「大学入試資格付与」の指定を受ける。 |
昭和61年 | 長野県知事より学校法人豊野女子学園の認可を受ける |
平成10年 | 文部省告示により「専門士」の称号が付与される。 |
平成21年 | 長野県教育委員会より技能教育施設の指定を受ける 技能連携指定校を受ける。 |
平成24年 2012年 | 校名を豊野高等専修学校と改め、男女共学となる |
平成25年 2013年 | 長野県より単位制認可を受ける。 さくら国際高等学校との技能連携が締結される。 |
平成26年 2014年 | 介護初任者研修施設として県より認可を受ける。 |
平成29年 2017年 | 本校高等課程に対し、文部科学省より「大学入試資格付与 (高等学校卒業程度)」の指定校となる。 |
平成29年 | 新生病院と「介護職連携協定」を締結 |
令和元年 2019年 | 本校専門課程が、 文部科学省修学支援対象校になる。 |
令和2年 2020年 | 須坂市と本校の間で連携協定を締結 |
学校評価と基本情報(2021年度)
◎令和2年度事業経過報告PDF
◎令和2年度監査報告書PDF
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