豊野高等専修学校は、その母体となる「いばら塾」が昭和22年に設立されました。創立77年の歴史と実績がある学校です。「豊野女子専門学校」の後、平成24年度から男女共学の「豊野高等専修学校」として新しくスタートしました。現在約160名の生徒が在籍しています。平成29年に文部科学省より「大学入学資格付与(高等学校卒業程度)」対象校として認可されました。高等課程のほかに専門課程を併設し、高専併設校として5年間通して専門的な学習ができるようになりました。専門課程は、「職業実践専門課程」として「文化創造学科」の情報デザインコースと服飾デザインコースの2コースがあり、20名の学生が在籍しています。令和5年度には「さくら国際高等学校 長野キャンパス」として、通信制課程も設置しました。多様な学びに対応できる学習環境が整いました。
校舎は全館ログ調の建物です。愛称はTOYONOログハウスの杜(もり)。木の温もりが感じられる、良い意味で学校らしくない校舎で学ぶことができます。小学校や中学校の時にクラスに馴染めなかった、学校が好きじゃなかった、という人にも、安心して通ってもらえる学校を目指しています。生徒や学生の皆さんとの関わりを通して、信頼と安心の環境をつくります。生徒や学生の皆さんの強み、長所、成功体験を全教職員で共有し、共通理解を図ります。生徒や学生の皆さん自らが自分の持つ力や可能性に気づき、活用できるように支援します。生徒や学生の皆さんが、自分の「好き」を見つけ、未来に向けての可能性に挑戦できる学校であり続けたい、と思っています。